
9月になりましたが、まだ暑いですね。
髪をとかすたびに、指に引っかかる感じ。毛先がぱさついて、まとまらない。朝、前髪がどうにも決まらない。鏡の前で束ねてみても、なんだか物足りない。
この夏、たっぷり汗をかきましたものね。当たり前ですが、頭皮だってずっと汗をかいていたわけです。
だからでしょうか。シャンプーのとき、つい力が入っていませんか。ごしごし、しっかり洗い流したくなる気持ち、すごくよくわかります。
でも、これはあまりおすすめできません。
顔を洗うときは、泡でやさしく洗いますよね。頭皮も同じです。泡をふわふわに立てて、そのなかで指を動かして、あとはよく流す。汚れは泡と一緒に流れ落ちてくれます。ごしごしこすらなくても、ちゃんと落ちるんですね。
さて、ここからが本題です。
前回、身体の端っこは頭と足裏、という話を書きました。その頭ですが──あんなに薄い頭皮に、実は筋肉があるんです。
ざっくり分けると、側頭筋・前頭筋・後頭筋。目を使って、考えごとをして、気を張って。そういう時間が続くと、この筋肉たちもこわばっていきます。
私は、頭皮を畑だと思っています。
筋肉がこわばったままだと、土は硬く締まったまま。そこをゆるめてあげると、老廃物が回収されて、ふっかふかの土壌になる。畑がやわらかくなれば、そこに根を張っている毛根や髪にも、いいことがあるんじゃないかなと思っています。
実は私も、前髪がスカスカになった時期がありました。
夏の終わりって、排水口の髪が増えた気がしませんか。私もまさにそれで、前髪のあたりが心もとなくて、鏡の前で何度も分け目を変えていたんです。
それでも、セルフケアだけは続けていました。そうしたら翌年の春、前髪のあたりから短い毛がぴょんぴょん出てきて。いわゆるアホ毛ですね。あれを見つけたときは、正直うれしかったです(笑)。
そこから前髪も戻ってきて、この歳になっても毛量は減っていません。
もちろん、私の場合はそうだった、というだけの話です。ただ、続けてよかったなとは思っています。
やり方は、拍子抜けするほど簡単です。
手の指で髪をすくうように持ち上げて、毛根をゆらゆらと動かします。そしてゆらしたところを、やさしく撫でる。これだけ。
さとう式リンパケアの考え方をもとにしたセルフケアで、本気でやるときは他のケアも合わせて10分ほど。頭皮だけなら2分でできてしまいます。
お風呂上がりでも、デスクでひと息つくときでも。2分なら、続けられそうな気がしませんか?
それで、髪の話はここまでなのですが。
頭皮をケアしたほうがいい理由は、実はもうひとつあります。
目の疲れは、頭皮にあらわれるんです。画面を見続けた日、こめかみのあたりが張っているのは、そのせいですね。そして頭皮がゆるむと、身体はリラックスしやすくなります。
一日中考えごとをしている人。判断を積み重ねている人。頭を使い続けている人ほど、頭からのケアは向いているのかもしれません。
髪のためだと思って始めたことが、気づいたら頭の充電になっている。そういう順番でも、いいんじゃないでしょうか。
まだ暑い日が続きますが、秋に向けての身体づくり、頭のてっぺんから始めてみませんか。
もちろん、人にやってもらう気持ちよさは別ものです。アジトの「ねっこRe:Clear」(45分)は、ヘッドリンパケアで頭皮をゆるめてから、それでも残る首肩のこわばりにねっこりとりで対応していきます。
アジトでできるのは治療ではなく、あくまでリラックスのお手伝い。でも、力が抜けて、鏡の前で少し機嫌がよくなる時間は、お渡しできると思います。
お腹から全身の巡りを動かしたい方には、腸整フローのモニターも受付中です。
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ではでは!


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