
私がセルフケアの本当の力を実感したのは、ある「限界を超えた経験」からでした。
引っ越しと繁忙期が重なったある日、シングルである私は、荷造りから引っ越し業者の手配、ライフラインの手続きまで、すべて一人でこなしました。
しかも、なるべくコストを抑えるために最小限の業者しか使わず、手作業の多くを自力で。 当然、心身ともに限界に達していました。
休んでも、疲れが抜けなかった
「やっと終わった…休もう」そう思っていたのに、どれだけ眠っても、目の奥の疲れや、ぼんやりした頭の重さが取れない。
鏡を見ると、顔はゆがみ、表情も冴えない。まるで、一時的に“老婆になった”ような感覚でした。
セルフケアマスターになったばかりの私が、初めて「本当の意味」で始めたこと
この頃、ちょうどさとう式セルフケアマスターになったばかりでした。テキストで学び、やり方は知っていたけれど、「本気で、自分のために実践する」のは、実はこれが初めて。
- 目の奥にやさしく手を当てる
- こめかみをそっとゆるめる
- 頬に手を添えて、優しく包み込む
そんな、誰にも頼らずに「自分でできる」ケアを、毎日ほんの5分ずつ、続けていったんです。
少しずつ戻っていく“自分らしさ”
1日目、2日目…と続けるうちに、ぼんやりしていた頭がクリアになり、顔のむくみやゆがみもゆっくり整っていきました。
何より、「もう大丈夫」と思える心が戻ってきたことが、いちばんの回復でした。
働く人すべてに必要な“セルフケア”
セルフケアって、贅沢でも気休めでもない。
自分の人生を立て直すための「生きる技術」なんだ。
この経験を経て、今では私は企業や個人向けにセルフケア講座を行っていますが、 とくに強く伝えたいのは、「働いている人」こそ、セルフケアが必要だということです。
- 仕事に集中しすぎて、体調を崩してから気づく人
- 疲れても「大丈夫」と言いながら頑張ってしまう人
- 表情がこわばり、顔の印象まで変わってしまった人
こうした方々が、セルフケアで少しずつ変わっていくのを、私は何度も見てきました。
セルフケアは、健康経営のカギにもなる
個人だけでなく、企業にとってもこれは同じです。
従業員の体調やメンタルが整うことで、
- ✅ 生産性が上がる
- ✅ 離職率が下がる
- ✅ 職場の雰囲気がよくなる
──そんな「目に見える成果」が生まれます。
実は、セルフケアを取り入れることは、立派な“健康経営”の第一歩なんです。

まとめ:セルフケアから始める働きやすい社会づくり
引っ越しと繁忙期で限界を迎えた私を救ってくれたのは、 マッサージでも、誰かの手でもなく、自分自身の手でした。
どんなに忙しい人も、 誰かのために頑張っている人も、 ほんの少しのセルフケアが「自分を取り戻す時間」になります。
セルフケアをもっと日常に。 そして、企業にも、健康経営の一環として広がっていきますように。
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